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PL-W工法(ポリエチレンパネルライニング)

PL-W工法(ポリエチレンパネルライニング)

従来のシートライニング工法接合部は、ライニング材より耐久性・耐薬品性の劣る材料が使用されており、折角のライニング材の特性が生かされていませんでした。
PL-W工法は、ライナー同士の接合も同材料のポリエチレン溶接棒で行いますので接合後は一体化し、より高い耐久性・耐薬品性が実現できます。劣化した既設コンクリート躯体に高張力炭素繊維補強材を施すことで補強をすることもできます。

1.洗浄・劣化部除去

既設コンクリートの劣化部分を除去し、洗浄を行う。

2.PMLパネル加工(表面部材)

PLパネルを所定の寸法に切断、加工を行う。

3.コンクリートアンカー打設

既設コンクリート面にPMLパネルを設置するためのコンクリートアンカーを打設する。

4.PLパネル設置

打設したコンクリートアンカーにPPLライナーを設置する。

5.注入材の充填・養生

既設コンクリートとPMLパネルの隙間にグラウド材を注入し、養生させる。

6.ライナー接続部溶着

PLパネル同士の接続部を溶着して、一体化させる。

7.仕上げ

流入管、開口部等の仕上げを行う。

PL-W工法の構造図

用途

下水道処理施設の高H2S濃度環境上水道、配水池、化学薬品処理施設、コンクリート構造物の塩害防止

特徴

優れた耐久性

パネルと同材料のポリエチレン溶接棒で接合部を一体化し、より高い耐久性が実現できます。

簡単な施工

型枠不要で型枠の組立、解体の作業がありません。既設コンクリートの断面修復とライニング工事が1工程で終了します。

高い機密性

PL-W工法に用いる注入材は流動性に富み、千鳥状に配したPLパネルの突起の間隙を完全に充填します。

施工比較

施工前
施工後
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