PFL工法
PFL工法
PFL工法
PFL工法は、既設老朽管渠内面に補強材を取り付け、その後、高密度ポリエチレン製のPFLパネルを設置し、既設管とPFLパネルとの隙間に高強度・高流動の注入材を注入することで老朽管を更生する工法です。
詳しい施工工程はこちらでご覧になれます。
PFL工法は建設技術審査証明を取得しています。
PFL工法の構造図
各材料の詳細説明をご希望の方は、こちらをクリックして頂くとご覧になれます。
特徴
試験片
| 磨耗減量(mg)
| |
PFLパネル
| 硬質塩化ビニル板
| |
2.9
| 86.3
|
優れた耐薬品性
耐薬品性に優れ、更生管の耐久力が向上します。
「PFLパネル」は日本下水道事業団「下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術指針・同マニュアル高密度ポリエチレン樹脂形成板の品質規格の規格値内に入る成績を示しています。
試験項目
| 成績(mg/cm²)
| 規格値
|
塩化ナトリウム
| 0.028
| -0.05~0.05
|
硫酸
| 0.0099
| -0.05~0.05
|
硝酸
| 0.011
| -0.10~0.10
|
水酸化ナトリウム
| 0.0062
| -0.05~0.05
|
エチルアルコール
| 0.097
| -0.4~0.4
|
耐震に有効
表面部材の伸びと強度復元により、レベル2地震動にも効果を示します。
高い水密性
PFL工法の水密性試験
表面部材のPFLパネルは優れた水密性を有し、浸入水を防ぎます。
PFLパネルと目地部に0.1MPaの外水圧、内水圧をそれぞれ3分間にわたり加圧した所、漏水は確認できませんでした。
優れた施工性
円形管、矩形きょ、異形管など、あらゆる形状の管渠に適用可能です。