スーパー・スナップロック工法
管径φ800mm以上の中・大口径管に発生する浸入水(外水圧)・漏水(内水圧)の部分修繕に威力を発揮します。継手部のずれ、本管部のクラックなどに対しスナップロック(ステンレス製スリーブとその外周部に取り付けるゴムスリーブ)を設定することで、浸入水を防止します。取り付け後でも管自体の変状に対して追従構造で補強ができる部分修繕工法です。
¤ スナップロック工法、スーパースナップロック工法は(財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明を受けています。
適用管種
下水道管渠全般(ヒューム管、陶管、鋳鉄管等) ¤ 内水圧仕様管も含む
適用管径
φ800mm~φ3000mm
特徴
優れた止水性
ステンレス製スリーブは、小型の専用ジャッキで固定金具を挿入固定し、流水状態でも確実な施工が可能です。大断面であっても剛性の強い一体リングを形成するため、高い止水性を発揮します。特に大口径管については仮設費用が軽減され確実な施工が得られます。
高い耐久性
工場生産のステンレススリーブとゴムスリーブは品質が安定しており、施工中に水に触れても変質しません。設置後も経年変化や下水中に含まれる化学物質に対して長期の耐久性を示します。
優れた施工性
スナップロック工法(φ700mm以下)では、TVカメラが水没しない水位であれば、通水状態でも施工が可能です。
容易な追跡調査
スナップロックには全て認識番号が刻印されているので、施工後の追跡調査(トレーサビリティ)が容易に出来ます。
低コスト
不良箇所を部分的に修繕できる工法なので、工期の短縮が可能となり経済的にも優れています。
施工時間の短縮
施工設備の小型・軽量化により、管内作業の時間短縮を実現しています。